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電源パラメータ設定や遠隔監視が可能な26A出力のDC-DCコンバータ
電源パラメータ設定や遠隔監視が可能な26A出力のDC-DCコンバータ
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 米Linear Technology社は、電源パラメータの設定や遠隔監視を可能にする電源システム・マネジメント機能を搭載した最大26A出力の降圧型DC-DCコンバータ・モジュール「LTM4676」を発売した(ニュースリリース)。同社の「μModuleファミリ」に含まれる製品である。2つの降圧型DC-DCコンバータを1つのパッケージに収めた。1つの降圧型DC-DCコンバータの最大出力電流は13A。2つの出力を1つにまとめることで最大26Aが得られる。

 特徴は、2線式のシリアル・インタフェース(PMBus仕様に準拠した400kHz動作のI2Cインタフェース)を介して、電源パラメータの設定や遠隔監視を実行できる点にある。設定可能なパラメータは、出力電圧値や電圧シーケシング、マージニング、出力電圧の立ち上がり/立ち下がり時間など。監視できるパラメータは入力電圧/電流、出力電圧/電流、出力電力、温度、稼働時間、動作中の各ピーク値、フォールト/警告などである。光伝送装置や通信機器、産業用テスト機器、ロボット、RAID採用のストレージ機器などに向ける。

 2つの電源制御ICや、ミックスト・シグナルIC、EEPROM、パワーMOSFET、インダクタなどを1パッケージに収めた。入力電圧範囲は+4.5~26.5Vで、出力電圧は+0.5~5.4Vの範囲で設定できる。出力電圧の誤差は全動作温度範囲(-40~+125℃)において1%。10A負荷における電流読み取り誤差は2.5%。スイッチング周波数は500kHz。今回のモジュールは最大4個まで並列に接続して、マルチフェーズ電源を構成できる。この場合は、最大出力電流は100Aに達する。パッケージは、外形寸法が16mm×16mm×5.01mmの144端子BGA。1000個購入時の米国での参考単価は33.55米ドルからである。