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出荷するモジュールの例
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別のモジュール
別のモジュール
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素子構造と製造プロセスの違い
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 三菱化学とパイオニアは2013年9月25日、発光層を塗布プロセスで形成した白色発光の有機EL照明モジュールを2013年9月末にサンプル出荷すると発表した。塗布プロセスで作製した有機EL照明パネルの試作例はいくつかあるが、サンプル出荷するのは両社が初めてになるとみられる。

 現在、三菱化学とパイオニアは既に有機EL照明パネルを出荷しているが、塗布プロセスは、光を取り出す側の電極と発光層の間にある「下地層」の形成だけに用いていた。今回出荷するのは、下地層に加えて発光層も塗布プロセスを用いて成膜したパネルである。製造コストは、既存の出荷品に比べ1/5~1/10に下がるという。

 今回出荷する有機EL照明モジュールは発光部の寸法が76.2mm角以上。量産時には最大輝度2000cd/m2の場合に、LT70(輝度が初期輝度の70%になるまでの寿命)が3万時間になるとする。色温度は2700K、モジュールの重さは4.1gである。