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第10棟の完成イメージ(図:浜松ホトニクス)
第10棟の完成イメージ(図:浜松ホトニクス)
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 浜松ホトニクスは、電子管事業部の主力拠点である豊岡製作所(静岡県磐田市)の北側造成地に第10棟を建設する工事に着手する(発表資料:PDF)。2013年9月26日に着工し、2015年1月の竣工を予定している。生産は2015年4月に開始予定。新棟建設により、売上高100億円規模に相当する生産能力の拡大が可能となり、電子管事業部の連結売上高600億円に相当する生産能力を確保する。

 電子管事業部は、8年前にヘッドオン型光電子増倍管を生産する第1棟を建設後、PETなどの核医学関連用や石油探査用の売り上げが大幅に伸びた。新棟では、製作所内の第1棟と第4棟に分散しているヘッドオン型光電子増倍管の生産ラインを集約し、一貫生産工場として生産の効率化を図るとともに新製品の開発に取り組む。また、今後のニュートリノ実験やダークマター実験など素粒子物理学実験に対応できる各種光電子増倍管の増産にも対応する。

 第1棟の生産ライン移転後は、μPMTの量産体制構築に向けて設備投資を行い、大量受注に対応する。また、ガラス材料の加工をしている天王製作所の生産ラインを移転し、作業を効率化する。

 新棟は鉄骨造の4階建て。建築面積は6418m2、総床面積は2万1012m2。1階を大口径型光電子増倍管の製造、2階を大口径型光電子増倍管と新規開発製品の製造、ガンマカメラ用光電子増倍管の検査、3階を第1棟と第4棟の核医学関連用や石油探査用光電子増倍管の製造移管と新製品開発に使う。総工費は約54億円。収容人員は約200人とする。