PR
配線抵抗による出力電圧降下を補償する回路を搭載したUSB電源用DC-DCコンバータIC
配線抵抗による出力電圧降下を補償する回路を搭載したUSB電源用DC-DCコンバータIC
[画像のクリックで拡大表示]

 ミツミ電機は、配線抵抗による出力電圧降下を補償する回路を搭載した降圧型DC-DCコンバータIC「MM3630」を発売した(ニュースリリース)。USBポートを介して携帯型電子機器を充電する電源回路に向ける。一般に、USBポートから供給できる充電電流は1A以下だが、急速充電に対応するために2.1Aの充電電流に対応した携帯型電子機器が普及している。しかし、充電電流が増えると、電源基板からコネクタまでの配線抵抗による電圧降下が大きくなり、USB規格で定められた電圧範囲である+4.75~5.25Vを満足できなくなってしまう。今回のICでは、この電圧降下分を補償する回路を搭載した。カー・オーディオ機器や、カー・ナビゲーション機器などに向ける。

 フィードバック・ループの制御方式は、電流モードである。同期整流方式を採用した。スイッチング素子は集積した。入力電圧範囲は+4.5~33V。出力電圧は+3~7Vの範囲でユーザーが調整できる。出力電圧の誤差は±1.5%。最大出力電流は2.5Aである。スイッチング周波数は200k~1MHzの範囲で設定可能だ。さらに、外部のクロック源に同期させて駆動することもできる。可変ソフトスタート機能やパワーグッド信号出力機能などを搭載した。

 消費電流は1.5mA。パッケージは、外形寸法が6.5mm×6.4mm×1.0mmのTSOP-20E。動作温度範囲は-40~+85℃。価格は明らかにしていない。