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最大60V入力が可能な2.5A出力の降圧型DC-DCコンバータIC
最大60V入力が可能な2.5A出力の降圧型DC-DCコンバータIC
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 米Maxim Integrated Products社は、入力電圧(VIN)範囲が+4.5~60Vと広い降圧型DC-DCコンバータIC「MAX17503」を発売した(ニュースリリース)。最大出力電流は2.5Aである。同期整流方式を採用しており、ハイサイド・スイッチとローサイド・スイッチはいずれも集積した。このため、ショットキ・バリア・ダイオードを外付けする必要はない。さらに位相補償回路もチップに集積した。同社によると、「ダイオード整流方式を採用するDC-DCコンバータICを利用する場合に比べると、発熱量を約50%低減できる。実装面積については50%、部品点数については75%削減することが可能だ」という。プログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)やプロセス・バリアブル・トランスミッタ(PVT)、コンピュータ数値制御(CNC)装置、工業用プロセス制御機器、モーター制御機器、電力グリッド機器、ビル・オートメーション機器などの産業用電子機器に向ける。

 ピーク電流モード制御方式を採用した降圧型DC-DCコンバータである。通常動作時はPWM制御方式で動作する。軽負荷時はPFM制御方式、もしくはDCM(discontinuous conduction mode)方式を採用する。出力電圧範囲は+0.9V~(VIN×0.90)V。出力電圧の誤差は±1.1%。スイッチング周波数は200k~2.2MHzの範囲でユーザーが設定できる。外部のクロック源に同期させて駆動することも可能だ。ハイサイド・スイッチのオン抵抗は165mΩ(標準値)、ローサイド・スイッチは80mΩ(標準値)。変換効率はピーク値で90%程度が得られるとする。

 ヒカップ・モードを採用した電流制限機能や、出力電圧モニタリング機能、可変ソフトスタート機能、外付け抵抗でしきい値を設定できるイネーブル/UVLO機能などを備える。シャットダウン時の消費電流は2.8μA(標準値)。パッケージは、実装面積が4mm×4mmの20端子TQFN。動作温度範囲は-40~+125℃。1000個以上購入時の米国での参考単価は1.94米ドルである。