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「MachXO3」 Lattice Semiconductorのデータ。
「MachXO3」 Lattice Semiconductorのデータ。
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 米Lattice Semiconductor社は、小規模論理の実装に向けた小型FPGAの第3弾製品「MachXO3ファミリ」を発表した(ニュース・リリース)。異なる規格のインタフェースを接続するインタフェース・ブリッジなどでの利用を見込む。

 同社は第1弾の「MachXO」を2005年に発表した(Tech-On!関連記事1)。130nm世代のプロセスで作るFPGAである。第2弾の「MachXO2」は2010年に発表した(同2)。65nm世代のプロセスで作るFPGAである。今回は40nm世代のプロセスで製造し、前世代品よりも消費電力と価格を低減する一方で、性能を向上させたとする。

 FPGAファブリックの規模は640~22Kロジック・セルで、最大150MHzで動作する。2.5mm×2.5mmのWLCSP封止の製品や、I/O数が540本の製品、3.125Gビット/秒のSERDESを持つ製品など、多様なチップをそろえる。民生、産業、通信、自動車、及びコンピューティング市場のあらゆるブリッジおよびびインタフェース要件に対応できるとする。

 MTP(Multi-Time Programmable)と呼ぶ技術を備える。これはシステム全体よりも先にI/Oインタフェースを起動させるもので、通信やストレージ、及びコンピューティング市場のアプリケーションでのフィールド・アップグレードやインスタント・オン動作を可能にするという。プロセサまたは外付けPROMから今回の製品をコンフィグレーションすることが可能で、柔軟な設計が可能だとする。

 ハードマクロとソフト・タイプIPコアを使って、4K2Kビデオや40Mピクセル画像のインタフェース・ブリッジをMIPIベースで実現できるという。PCI Expressと1Gビット/秒のEthernetのIPコアを集積する。活線挿抜対応のI/Oを備え、機器の可用性を高めるとしている。オンチップ・レギュレータを備え、顧客の電源系統環境内で単一電源動作が可能だという。自動車及び産業機器の温度グレードにも対応可能とする。

 MachXO3ファミリ向けのソフトウエアの提供と量産品の出荷は2013年末の予定である。大量購入の場合の最低チップ単価は、1ドル未満になる予定だという。