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小型パッケージに封止したユニポーラ型ステッピング・モーター駆動IC
小型パッケージに封止したユニポーラ型ステッピング・モーター駆動IC
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 東芝は、48端子QFNパッケージに封止したユニポーラ型ステッピング・モーター駆動IC「TB67S14x」を開発し、2013年12月にサンプル出荷を始めると発表した(ニュースリリース)。これまで、ユニポーラ型ステッピング・モーター駆動ICは、逆起電力によるオーバーシュートに対応するため60Vを超える最大定格が必要だった。このためモーター駆動制御チップと、出力段の高耐圧FETチップや高耐圧バイポーラ・トランジスタ・チップを混載するハイブリッド構造を採用していた。今回は、新規開発した高耐圧アナログ・プロセス(耐圧が80Vの130nmBiCDプロセス)を採用することで、モノリシック化が可能になった。この結果、パッケージを小型化することができたわけだ。同社従来品で採用していたパッケージである25端子HZIPに比べると、実装面積で27%減、体積で2%減を実現した。冷蔵庫やエアコンなどの白物家電、ATMなどの金融端末、オフィス機器、FA機器、アミューズメント機器などに向ける。

 制御インタフェースや対応する励磁モードの違いで3製品を用意した。「TB67S141」は位相信号入力(PHASE-IN)で、励磁モードは2相、1-2相、W1-2相に対応。「TB67S142」はクロック信号入力(CLK-IN)で、励磁モードは2相、1-2相、W1-2相に対応。「TB67S149」はクロック信号入力(CLK-IN)で、励磁モードは2相、1-2相、W1-2相、2W1-2相、4W1-2相、8W1-2相に対応する。絶対最大定格は3製品とも80V/3A。同社独自の電流検出技術(ACDS:Advanced Current Detect System)を採用したため、電流検出用の高精度抵抗の外付けが不要である。過熱検出や過電流検出、低電圧検出などの異常検出機能や、異常検出信号出力機能(TB67S149のみ)などを搭載した。価格は明らかにしていない。