PR
完全差動のバイポーラ入力に対応した1Mspsの18ビットA-D変換器IC
完全差動のバイポーラ入力に対応した1Mspsの18ビットA-D変換器IC
[画像のクリックで拡大表示]

 米Linear Technology社は、完全差動のバイポーラ入力に対応した18ビットA-D変換器IC「LTC2338-18」を発売した(ニュースリリース)。最大バイポーラ入力電圧範囲は±16.5V。従って、±6.25Vや±10.24V、±12.5Vといった完全差動のバイポーラ入力に対応可能だ。プログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)や工業用プロセス機器、高速のデータ収集機器、携帯型計測器、自動テスト装置などに向ける。

 逐次比較(SAR:successive approximation register)型のA-D変換器ICである。このためパイプライン遅延やサイクル待ち時間は発生しない。18ビットのノー・ミッシング・コードを補償する。最大サンプリング速度は1Mサンプル/秒である。積分非直線英誤差(INL)は±4LSB(最大値)。微分非直線性誤差(DNL)は±1LSB(最大値)。SN比は100dB(±10.24V、2kHz入力時の標準値)。全高調波歪み(THD)は-115dB(±10.24V、2kHz入力時の標準値)。スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ(SFDR)は117dB(±10.24V、2kHz入力時の標準値)。-3dBの入力周波数帯域幅は7MHz(標準値)。温度ドリフトが最大20ppm/℃と小さい+2.048V出力の基準電圧源を集積した。デイジーチェーン・モードを備えたSPI互換のシリアル・インタフェースを搭載した。

 電源電圧は+5V。1Mサンプル/秒動作時の消費電力は50mW(標準値)。シャットダウン・モード時は300μW(標準値)である。パッケージは、16端子MSOP。動作温度範囲は-40~+125℃。1000個購入時の米国での参考単価は29.10米ドルである。