PR
今回発表した新商品
今回発表した新商品
[画像のクリックで拡大表示]

 セイコーエプソンは、半導体の搬送・検査・分類を高スループットで実行できるICテストハンドラーの3機種「NS8160MS」「NS8080MS」「NS8080SH」の受注を2013年10月1日に開始した(ニュースリリース)。半導体製造の後工程における検査コストを大幅に削減できる。

 今回の新機種は、高スループットと多彩なオプション対応で多くの顧客をつかんでいた「NS-8000シリーズ」から基本性能を大きく向上させたもの。セイコーエプソン独自のロボット制御技術「スマートモーションコントロール」を用いることにより、半導体の搬送において、高速かつ低振動を両立させた俊敏な動作を実現しているという。その結果、NS-8000シリーズの標準モデルでは8000個だった、1時間当たりに搬送・検査・分類できる最大半導体個数(常温)が、この新商品では1万3500個へと大幅に増えている。

 加えて、標準加圧を2400Nとしたことで、多ピン・パッケージでも高速で搬送・検査・分類することが可能になった。検査温度範囲に関しても、プレートを加熱することにより、最高155℃での検査が可能で、厳しい温度環境での検査が必要な車載用半導体にも対応している。

 ICテストハンドラーは、完成した半導体を電気的特性や外観などの最終性能試験を行う検査装置に搬送し、その検査結果を受けた半導体を良品、不良品などの数段階に分類する装置。近年、需要が旺盛なスマートフォン、タブレット端末、車載向けなどの半導体メーカーを中心に、高機能のロジックIC製造において、高速・高精度のICテストハンドラーを用いて、さらに生産性を向上させたいという要望が高まっている。こうしたニーズに応えるために、セイコーエプソンは今回、製品群を刷新した。