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±200gの衝突/衝撃を検出できるデジタル出力の3軸加速度センサーIC
±200gの衝突/衝撃を検出できるデジタル出力の3軸加速度センサーIC
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 米Analog Devices社は、±200g(gは重力加速度)の衝突や衝撃を検出できるデジタル出力の3軸加速度センサーIC「ADXL375」を発売した(ニュースリリース)。MEMS技術で製造した。フルスケールは±200g(標準値)。この範囲において、衝突や衝撃を飽和なしで測定可能だ。出力データ・レートは0.1~3200Hzの範囲でユーザーが設定できる。-3dBの帯域幅は出力データ・レートの1/2となり、最大で1600Hzである。帯域幅が1600Hzにおける消費電流は140μAと少ない。同社によると、「従来の同等構成品と比べると、半分以下の消費電流で、2倍を超える出力データ・レートを実現した」という。衝撃検出やアセット・トラッキングといった衝突や衝撃が突発的に発生する用途に向ける。消費電流が低いため、電池駆動機器への適用も可能だ。

 MEMS技術で製造した3軸加速度センサーのほか、A-D変換器やデジタル・フィルタ、制御ロジック回路、32レベルのFIFOメモリー、パワー・マネジメント回路、シリアル入出力インタフェースなどを集積した。非線形性は±0.25%(標準値)。感度は20.5LSB/g(標準値)。出力雑音は5mg/√Hz(標準値)。最大1万gに耐えることができる。FIFOメモリーには、設定した衝撃しきい値をトリガとして、ホスト・プロセサの介在なしにデータを保存する低消費電力モードを搭載した。

 電源電圧は+2.0~3.6V。待機時の消費電流は0.1μA(標準値)。ターンオフ/ウェイクアップ時間は1.4ms(標準値)。パッケージは、外形寸法が3mm×5mm×1mmの14端子LGA。質量は30mg(標準値)。動作温度範囲は-40~+85℃。1000個購入時の米国での参考単価は4.79米ドルである。