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電圧と電流を同時サンプリングで検出できる電力モニタIC
電圧と電流を同時サンプリングで検出できる電力モニタIC
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 米Texas Instruments(TI)社は、電圧と電流を同時サンプリングで検出できる電力モニタIC「LMP92064」を発売した(ニュースリリース)。12ビットA-D変換器を2つ集積しており、これを使って電圧データと電流データを同時に取得する。出力はデジタル信号で、SPIインタフェースを介して出力する。同社によると、「電圧と電流を同時にキャプチャできる電力モニタICの実用化は業界初」という。通信機器やサーバーなど、消費電力の監視が求められる用途に向ける。

 ローサイドの電流/電圧(電力)モニタに向けたICである。A-D変換器のサンプリング速度はいずれも125kサンプル/秒と高い。同社によると、「競合他社品の19倍」という。電流検出チャネルの入力換算オフセット電圧は±15μV。コモンモード電圧範囲は-0.2~+2V。利得は固定で25V/V。利得誤差は±0.75%(最大値)。-3dBの帯域幅は70kHz。電源電圧変動除去比(PSRR)は100dB。コモンモード電圧除去比(CMRR)は110dBである。電圧検出チャネルの積分非直線性誤差(INL)は±2mV(最大値)。利得誤差は±0.75%(最大値)。-3dBの帯域幅は100kHzである。

 4線式のSPIインタフェースの最大クロック周波数は20MHz。電源電圧は+4.5~5.5V。パッケージは、実装面積が5mm×4mmの16端子WSON。動作温度範囲は-40~+105℃。1000個購入時の米国での参考単価は1.99米ドルである。評価モジュールも用意している。