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CGA3EAシリーズ(写真:TDK)
CGA3EAシリーズ(写真:TDK)
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 TDKは、自動車のエアバッグやキーレス・エントリ・システムなどの入出力部で使うことを想定した、静電気対策用の積層セラミック・コンデンサ「CGA3EA」シリーズの量産を始める(発表資料)。IEC(International Electrotechnical Commission)のEDS対策規格「61000-4-2」に基づく接触放電方式の静電気試験において、最も過酷な試験レベル4(8000V)以上に対応している。温度・電圧といった負荷に対し、安定した性能を有する低誘電率系の材料を使ったことで耐性を高めたという。

 自動車の製造工程で帯電した作業者による放電が回路に与える負荷や、乾燥した冬場に運転手が自動車の金属部分に触れた際に生じる静電気によるショックなど、車載アプリケーションが静電気にさらされる機会は多い。TDKは、アプリケーションに使われている電子部品の破壊やアプリケーションの誤動作を防止する用途に向けて新製品を展開する。

 CGA3EAシリーズの静電容量は1~10μFの7タイプを用意した。温度特性は、C0G特性(温度範囲:-55~125℃、温度係数:0±30ppm/℃以内)と150℃の高温に対応したNP0特性(温度範囲:-55~150℃、温度係数:0±30ppm/℃以内)の2タイプ。定格電圧は100Vで、静電気耐性は8000~30000Vである。外形寸法は1.6mm×0.8mm。TDKの「秋田地区」の工場で量産する。量産規模は当初10億個/月。