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10mm×10mm×4.3mmと小さい10A出力の降圧型DC-DCコンバータ・モジュールの変換効率
10mm×10mm×4.3mmと小さい10A出力の降圧型DC-DCコンバータ・モジュールの変換効率
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 米Texas Instruments(TI)社は、外形寸法が10mm×10mm×4.3mmと小さい42端子QFNパッケージに封止した降圧型DC-DCコンバータ・モジュール「LMZ31710」を発売した(ニュースリリース)。PWM制御回路やパワーMOSFET、磁気遮蔽を施したインダクタ、受動部品を1パッケージに収めた。最大出力電流は10Aと大きい。同社によると、「10A出力の降圧型DC-DCコンバータ・モジュールでは業界で最も小さい。競合他社品と比べると半分の大きさ」という。通信インフラ装置や、自動テスト装置、医療機器などに搭載するDSPやFPGAのPOL(point of load)コンバータに向ける。

 同社の電源製品「SIMPLE SWITCHER」シリーズに含まれる製品である。入力電圧範囲は+2.95~17V。出力電圧範囲は+0.6~5.5V。出力電圧の誤差は1%。スイッチング周波数は200k~1.2MHzの範囲でユーザーが設定できる。外部のクロック信号源に同期させて駆動させることも可能。変換効率は最大で95%が得られるとする。軽負荷時の変換効率向上に向けて「Eco-Mode」を搭載した。

 出力電圧のシーケシング機能やトラッキング機能を搭載した。過電流保護機能や過熱保護機能、パワーグッド信号出力機能、プログラム可能な低電圧ロックアウト(UVLO)機能、プリバイアス機能付き出力起動機能、スロースタート機能などを備える。位相補償回路は不要。このため、外付け部品はわずか3個で済む。DC-DCコンバータ回路全体の実装面積は195mm2以内で収まるという。放射雑音(EMI)は、「EN55022クラスB」規格を満足することが可能だ。動作温度範囲は-40~+85℃。接合部と外部との間の熱抵抗は13.3℃/W。1000個購入時の米国での参考単価は8.95米ドルである。

 このほか、最大出力電流が7Aの「LMZ31707」と4Aの「LMZ31704」も用意した。パッケージは、10A品と同じ10mm×10mm×4.3mmの42端子QFN。1000個購入時の米国での参考単価は7A品が6.50米ドル、4A品が5.25米ドルである。