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「XA-U8-1024」の機能ブロック図 XMOSのデータ。
「XA-U8-1024」の機能ブロック図 XMOSのデータ。
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 英XMOS社は、同社のマルチコアMCU「xCORE」に「ARM Cortex-M3」を加えた新たなMCUファミリ「xCORE-XA」を2013年10月24日(現地時間)に発表した(ニュース・リリース1)。これまでの「xCORE」は、同社独自のコア(xCORE logical core)を複数個集積していた。

 xCORE-XAを使えば、既存のCortex-M3用のアプリケーションをそのまま実行でき、かつxCORE logical coreを利用してDSP処理やリアルタイム・データ処理が並行して行えると同社は説明している。なお、このxCORE-XAに搭載されたCortex-M3コアは、米Silicon Laboratories社が買収したノルウェーEnergy Micro社のMCU「EFM32 Gecko」をベースにしている(ニュース・リリース2ニュース・リリース3)。XMOSとEnergy Microは1年前からxCORE-XAの開発に関して協業を行っており、Energy Microの提供する省電力なCortex-M3コアや周辺回路の技術がxCORE-XAに生かされたという。

 xCORE-XAファミリの最初の製品「XA-U8-1024」は、7つのxCORE logical coreにCortex-M3コアを加えた8コア構成である。192KバイトのSRAMと1Mバイトのフラッシュ・メモリのほか、USBインタフェース、A-D変換器、D-A変換器、オペアンプ、容量センシング用コンパレータなどを集積する。今後、6コアおよび8コア構成で、512K~1Mバイトのフラッシュ・メモリと、USB 2.0インタフェースなどを搭載した派生製品が同ファミリに用意される。

 xCORE-XAのエンジニアリング・サンプルと開発用ボードは、リード顧客向けに2013年11月に出荷される予定。量産開始は2014年第1四半期の予定。