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量産対応品の位置付け
量産対応品の位置付け
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 ロームは、高感度型の磁気センサの量産技術を確立した(ロームの発表資料(PDF))。センサは、2月にセンサ事業分野において業務提携を結んだ愛知製鋼が開発したMIセンサである(関連記事)。既存のホール素子を使う磁気センサと比べ1万倍以上の感度(およそ0.1mガウス)を持つという。ロームは、愛知製鋼のセンサ技術に半導体生産技術を適用した。

 MIセンサは、アモルファス金属の磁性材料によるワイヤーで磁界を電流に変える。センサそのものの精度を高くでき、精度向上のために繰り返す演算の回数を減らせる。演算回路の消費電力を大幅に削減できる。自動車や産業機器の分野を中心に応用開発に取り組み、スマートフォンやタブレットなど携帯機器への搭載も狙う。地磁気のみならず、生体磁気の測定も可能なため、医療機器に応用する可能性もある。2013年11月に機能サンプルの提供を始める。