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入力オフセット電圧が5μVと小さい差動プログラマブル利得アンプIC
入力オフセット電圧が5μVと小さい差動プログラマブル利得アンプIC
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 米Texas Instruments(TI)社は、入力オフセット電圧が5μV(標準値)と小さい差動プログラマブル利得アンプIC「PGA281」を発売した(ニュースリリース)。入力オフセット電圧の最大値は25μVで、その温度ドリフトは174nV/℃といずれも小さい。いわゆるゼロ・ドリフト・アンプである。電源電圧範囲は+10~36V。電圧利得は、1/8、1/4、1/2、1、2、4、8、16、32、64、128の中から選択できる。テスト/計測機器や歪みゲージ、ブリッジ・アンプ、医療用計装機器、工業用プロセス機器、産業用信号アクイジション装置などに向ける。

 入力と出力とも差動形式である。同社は「fully differential PGA(完全差動PGA)」と呼ぶ。入力バイアス電流は±2nA(最大値)。利得誤差は±0.15%(最大値)で、その温度ドリフトは0.5ppm/℃と小さい。入力換算雑音電圧密度は20nV/√Hz(1kHzにおける標準値)。スルー・レートは1V/μs(標準値)。0.01%へのセトリング時間は20μs(標準値)。非直線性誤差は±0.0001%(最大値)。利得帯域幅積(GB積)は6MHz(標準値)。コモンモード電圧除去比は140dB強が得られるという。入力は、1GΩ以上の高インピーダンスである。

 パッケージは、実装面積が5mm×6.4mmの16端子TSSOP。動作温度範囲は-40~+125℃。1000個購入時の米国での参考単価は2.55米ドルである。このほか、評価モジュール「PGA281EVM」も用意している。