PR
入力電圧範囲が2.97〜36Vと広い降圧型DC-DCコンバータ制御IC
入力電圧範囲が2.97〜36Vと広い降圧型DC-DCコンバータ制御IC
[画像のクリックで拡大表示]

 米Intersil社は、入力電圧範囲が+2.97~36Vと広い降圧型DC-DCコンバータ制御IC「ISL8115」を発売した(ニュースリリース)。同期整流方式に対応したPWM制御ICである。出力は1チャネル。2個のパワーMOSFETを外付けして使用する。産業用電子機器や通信インフラ装置などに搭載するPOL(point of load)コンバータに向ける。

 電圧モード制御方式を採用する。高い負荷過渡応答特性が得られるという。5V出力のMOSFETゲート・ドライバ回路や、ブートストラップ・ダイオードなどを集積した。集積した基準電圧源の誤差は、-40~+125℃の温度範囲において+0.6V±1.0%、-40~+105℃の温度範囲において+0.6V±0.7%である。最大出力電圧は+5.5V。出力電流は最大30Aが得られるとする。スイッチング周波数は150k~1.5MHzの範囲でユーザーが設定可能だ。外部のクロック信号源に同期させて駆動することもできる。電流シェアリング機能を備えており、発売したICを「iShare」バスを介して複数個接続し、並列で運転することも可能だ。接続可能なICの個数は6個である。軽負荷時の変換効率を高めるため、ダイオード・エミュレーション機能を搭載した。

 出力の過電圧保護機能や低電圧保護機能、過熱保護機能、オープン・ドレイン形式のパワーグッド信号出力機能、プリバイアス付き起動機能、調整可能なソフトスタート機能などを搭載した。パッケージは、実装面積が4mm×4mmの24端子TQFN。1000個購入時の米国での参考単価は1.85米ドル。このほか、+12V入力、+1.5V/30A出力の評価ボード「ISL8115Eval1Z」と、+28V入力、+5V/20A出力の評価ボード「ISL8115Eval2Z」も用意した。米国での参考単価はISL8115Eval1Zが98米ドル、ISL8115Eval2Zが128米ドルである。