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電源出力の監視機能を強化した車載向けシステム電源IC
電源出力の監視機能を強化した車載向けシステム電源IC
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 東芝は、電源出力の監視機能を強化した車載向けシステム電源IC「TB9042FTG」を開発し、2013年11月1日にサンプル出荷を開始する(ニュースリリース)。車載システムに対する機能安全規格「ISO26262」に対応すべく、IC自体の動作異常や、外付けマイコンの動作異常に対する監視機能を搭載した。さらに監視結果を外部のシステムに通知する機能も備える。通知には、専用の異常通知端子、もしくはSPI端子のいずれかを選択できる。

 搭載した電源回路は、スイッチング方式のDC-DCコンバータが2チャネルと、LDOレギュレータが3チャネルである。2つのDC-DCコンバータのうち1つは、車載バッテリから+6Vの出力を生成する役割を果たす。もう1つは、この+6Vの出力から、マイコン・コアに供給する+1.2V、もしくは+1.5Vの電圧を生成する。3つのLDOレギュレータのうち、2個はDC-DCコンバータの+6V電源を入力とする。一方は、マイコンへの電力供給用で出力は+5V/400mA。もう一方はセンサーやインタフェース回路用で、出力は+5V/100mAである。LDOレギュレータの残る1個は、車載バッテリを入力とするもので、マイコンのRAMを保持するバックアップ用に使う。出力は+5V、もしくは+3.3Vである。

 電源電圧範囲は+7.0~20.1V。スタンバイ時の消費電流は250μA(最大値)。過電流制限機能や過熱遮断機能、ウインドウ式のウォッチドッグ・タイマ機能、パワー・オン・リセット機能などを搭載した。パッケージは、外形寸法が8mm×8mm×0.9mmの52端子HQFN。動作温度範囲は-40~+125℃。量産は2014年5月に開始する。量産規模は年間200万個を予定している。価格は明らかにしていない。