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 オリコンの連結子会社で太陽光発電事業を営むオリコン・エナジーは2013年10月31日、マグネシウム燃料電池のベンチャーであるStoM(宮崎県日向市)と資本業務提携すると発表した(発表資料:PDF)。同日の取締役会で決議した。オリコン・エナジーがStoMの第三者割当増資を引き受ける形で、StoMの株式230株を1012万円で取得する予定。株式取得後のStoMの株主構成は、同社の創業者である東北大学名誉教授の小濱泰昭氏89.7%、オリコン・エナジーが10.3%となる。

 オリコン・エナジーは、長崎県大村市で運営する太陽光発電所の電力を2013年7月から九州電力に売電している。政府が目指す電力の自由化をにらみ、再生可能エネルギー分野で有望と考えられる技術や製品の開発に経営資源を投入するなど、当該分野でさらに踏み込んだ事業展開を図る方針だ。売電で生じるキャッシュ・フローの範囲内で、産学連携による研究開発や他社との協業などを進める考えである。

 今回の出資は、その第1弾。マグネシウム(Mg)発電の研究者である小濱氏のベンチャーと提携し、Mg関連製品の製品化と知的財産の創出を協同で進めていく。小濱氏は、海水中など地球上に多く存在するMgを太陽光によって製錬し、得られたMgを燃料電池として活用することを目指している。Mg燃料電池を搭載した電動バイクで長距離の運転実験を行うなど、宮崎県日向市を拠点に研究開発を進めている。