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産業用アナログ事業で提供する製品(左)と狙うアプリケーション(右) Freescaleのデータ。
産業用アナログ事業で提供する製品(左)と狙うアプリケーション(右) Freescaleのデータ。
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産業用に提供するアナログ半導体の例 Freescaleのデータ。
産業用に提供するアナログ半導体の例 Freescaleのデータ。
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SBCである「MC33907」(開発中)の応用例 Freescaleのデータ。
SBCである「MC33907」(開発中)の応用例 Freescaleのデータ。
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 米Freescale Semiconductor社は、産業市場向けのアナログ事業を強化すると発表した(ニュース・リリース)。産業用アナログの強化は、フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンを含めて、ワールドワイドで行う。

 フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンで今回の強化策の指揮を執る遠藤千里氏(アナログ&センサ製品本部 本部長 兼 車載事業開発 担当部長)によれば、車載向け製品で培った実績やノウハウを活かして、産業機器向けでも強みを発揮できるとする。「高温などの劣悪な環境での動作、長期間安定して動作する信頼性、高い電圧での駆動、長期間の製品供給などは、自動車でも産業機器でも半導体製品に共通して求められる仕様である」(同氏)。

 産業機器は分野として幅広いが、Freescaleは狙うアプリケーションを次のように挙げた。すなわち、FA(PLCやロボットなど)、スマート・ホーム(HVAC、監視カメラなど)、エネルギー変換と蓄積(UPS、グリッド・ストレージなど)、コードレス電動工具などの可搬型機器、交通(特殊車両/エンジン)などである。これらの機器やシステムに対して、電源IC、ドライバIC、パワー・スイッチ、モーター・プリドライバなど、まず20種類以上の製品を提供していく。

 例えば、複数の電源を供給管理するICがある。いわゆるシステム電源ICで、Freescaleは「System Basis Chip(SBC)」と呼ぶ。複数のLDOレギュレータにCANインタフェース、さらにセキュリティ機能などを統合している。「最近、自動車の機能安全規格としてISO 26262が話題になっているが、これはIEC 61508という産業分野での機能安全規格をベースにしている。FreescaleはIEC 61508で長い実績を持つ」(遠藤氏)。