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 ロームの2013年度上期(4~9月)累計の売上高は前年同期比11.4%増の1679億7900万円、営業利益は同291.2%増の103億3800万円だった(決算短信:PDF)。第2四半期(7~9月)の3カ月間でみると、売上高が前年同期比15.1%増の879億7000万円、営業利益が同559.8%増の84億7900万円で、第1四半期を上回る伸び率となった。

 「LSI」事業の上期売上高は前年同期比8.1%増の791億5100万円だった。営業損益は前年同期から約76億円改善して、40億4800万円の黒字になった。タブレット端末向けの電源ICが好調だったほか、スマートフォン向けの各種センサICやインタフェースICの販売が堅調に推移した。自動車関連市場向けにも各種システム電源ICやLEDドライバIC、インタフェースICなどの採用が進んだという。一方で、デジタル・カメラやフィーチャーフォン、パソコン向けの売り上げは低迷した。

 「半導体素子」事業の上期売上高は前年同期比15.9%増の589億5200万円、営業利益は同6.8%増の58億1400万円だった。自動車、事務機、パソコン、家電向けにパワーMOSFETや小信号バイポーラ・トランジスタ、ショットキ・バリア・ダイオードなどの売り上げが好調だった。また、SiCデバイス/モジュールの自動車関連市場や太陽光発電システム、エアコンなどでの採用が増えたという。

 ロームは、世界経済のゆるやかな拡大や円安などを受けて、2013年度通期(2013年4月~2014年3月)の業績予想を上方修正した(発表資料:PDF)。2013年5月発表の前回予想に対し、売上高は200億円上乗せして3200億円(前年度実績に比べて9.4%増)、営業利益は25億円上乗せして190億円(前年度実績は9億円の営業損失)とした。