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発表会にはタレントの南明奈さんが登場した。
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中央、赤いネクタイの人物が小池社長。
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2016年にスマートフォンで使用されるNANDフラッシュ・メモリの総容量は2012年の約3.5倍
2016年にスマートフォンで使用されるNANDフラッシュ・メモリの総容量は2012年の約3.5倍
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タブレットは6.5倍
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SSDは5倍
SSDは5倍
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エンタープライズ向けは10倍
エンタープライズ向けは10倍
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2016年のNANDフラッシュ市場規模は380億米ドル
2016年のNANDフラッシュ市場規模は380億米ドル
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 米SanDisk社の日本法人であるサンディスクは2013年11月8日、世界最速をうたう160Mバイト/秒の最大読み出し速度を実現したCompactFlashカード「サンディスク エクストリーム プロ コンパクトフラッシュカード」を発表した。容量は16G/32G/64G/128G/256Gバイトの5種類。いずれも2013年12月から出荷を開始する。プロフェッショナル用デジタル一眼レフ・カメラでの高速連写や4K動画の撮影などに向ける。

 メモリ・カードの高速化と大容量化は、高速連写や4K動画撮影などのニーズを背景に強く求められているという。例えば、高速連写を多用するプロのスポーツ・カメラマンの場合、1回の撮影機会で数千枚もの写真を撮るため、大量の写真データをパソコンに短時間で転送するためには、メモリ・カードの読み出し速度の向上が必要になる。

 また、4K動画撮影の場合、カメラにもよるが1分間の撮影で4Gバイト、32分間で128Gバイトもの容量を消費してしまう。また、その際にはメモリ・カードへの書き込み速度として62.5Mバイト/秒(500Mビット/秒)以上が必要となる。今回のカードは最低持続書き込み速度(VPG:video performance guarantee)が65Mバイト/秒であり、4K動画の撮影に対応した。

 なお、最大書き込み速度は16G/32G/64G/128Gバイト品が150Mバイト/秒、256Gバイト品が140Mバイト/秒。価格はオープンだが、16Gバイト品が2万5000円前後、32Gバイト品が4万円前後、64Gバイト品が5万5000円前後、128Gバイト品が9万円前後、256Gバイト品が15万円前後となる見通し。

拡大続くNANDフラッシュ市場


 発表会ではサンディスク 代表取締役社長 兼 SanDisk社Senior Vice Presidentの小池淳義氏がNANDフラッシュ・メモリの将来動向について説明した。世界のデジタル・データの総量は2010年の1.2Z(ゼタ)バイトから2020年には40Zバイトに増えると予想されている。このうち、NANDフラッシュ・メモリが担うデータ量は2010年の0.011Zバイトから2020年には1.183Zバイトに増える。つまり、2020年にはNANDフラッシュ・メモリだけで2010年の全世界のデータに匹敵する量を扱うようになるという。

 NANDフラッシュ・メモリの需要を牽引するのは、スマートフォンやタブレット端末、SSD、エンタープライズ向けサーバー機などである。2016年にスマートフォンで使用されるNANDフラッシュ・メモリの総容量は2012年の約3.5倍に増えるという。スマートフォンに搭載されるNANDフラッシュ・メモリの平均容量が2012年の約12Gバイトから2016年には約21Gバイトに増えるほか、スマートフォンの出荷台数が2012年の約7億台から2016年には約13億台に増えると予想されるためだ。

 同様に2016年にタブレットで使用されるNANDフラッシュ・メモリの総容量は2012年の約6.5倍、SSD搭載PCでは約5倍、エンタープライズ向けサーバー機では約10倍に増えるという。その結果、NANDフラッシュ・メモリの2016年における市場規模は380億米ドルと2012年に比べて46%増える見通しである。