兵庫県淡路市に建設する出力約33.5MWのメガソーラーの完成予想図(出所:ユーラスエナジーホールディングス)
兵庫県淡路市に建設する出力約33.5MWのメガソーラーの完成予想図(出所:ユーラスエナジーホールディングス)
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 ユーラスエナジーホールディングス(東京都港区)は11月、出力約33MW、同約14MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設を相次いで開始した。

 まず、兵庫県淡路市で出力が約33.5MWのメガソーラー「津名東太陽光発電所」の安全祈願祭を11月6日に開催した。津名東太陽光発電所では、淡路市を含む津名開発組合が保有する津名東生産団地を有効利用し、東京ドーム約12個分に相当する60ヘクタールの土地に、約15万4000枚の太陽光パネルを設置する。

 2015年7月の発電開始を予定しており、年間で一般家庭約1万1000軒分の電力使用量に相当する発電量を想定している。太陽光パネルは三菱電機製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製である。施工は大成建設が担当する。

 建設地の津名東生産団地は、関西空港の建設時の埋め立て用の土砂の採取に使われ、その跡地の有効活用を模索していた。兵庫県と淡路市などは、持続可能な地域づくりを目指す「あわじ環境未来島構想」で、国から地域活性化総合特区の指定を受けており、この一環として建設するという。

 また、宮城県丸森町と福島県相馬市にまたがる地域で、出力が約14MWのメガソーラー「ユーラス天明ソーラーパーク」の安全祈願祭を11月13日に開催した。 ユーラス天明ソーラーパークでは、丸森町と相馬市にまたがるゴルフ場跡地を中心とする、東京ドーム約17個分に相当する約80ヘクタールの土地に、約7万枚の太陽光パネルを設置する。発電した電力は東北電力に売電する。

 2015年3月の発電開始を予定しており、年間で一般家庭約5000軒分の電力使用量に相当する発電量を想定している。太陽光パネルはカナディアンソーラー社製、PCSは日立製作所製である。施工も日立製作所が担当する。

 ユーラス天明ソーラーパークは、2011年3月に発生した東日本大震災の被災地を対象とする、「再生可能エネルギー発電設備等導入促進支援対策事業(再生可能エネルギー発電設備等導入促進支援復興対策事業費補助金)」として実施される。同支援対策事業は、東日本大震災の被災地における再生可能エネルギーの発電システムの導入を支援することで、最適なエネルギーの需給構造を構築する制度である。