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16端子SOPに封止した20W出力のD級オーディオ・アンプIC
16端子SOPに封止した20W出力のD級オーディオ・アンプIC
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 米Diodes社は、実装面積が9.9mm×6.0mm(端子部を含む)の16端子SOPに封止したD級オーディオ・アンプIC「PAM8320」を発売した(ニュースリリース)。モノラル出力に対応する。4Ω負荷(BTL構成)接続時の最大出力は20W(全高調波歪み+雑音が10%のときの標準値)である。同社は、「小型ながらも大出力が求められる電子機器に向ける」という。具体的な用途としては、ワイヤレス・ヘッドフォンや、ノート・パソコン、パソコン用ドッキング・ステーション、アクティブ・スピーカなどを挙げている。

 電源電圧範囲は+4.5~15Vである。全高調波歪み+雑音(THD+N)は0.05%(標準値)。出力雑音は300μV(20Hz~22kHzにおける標準値)。SN比は95dB(標準値)。電源電圧変動除去比(PSRR)は-60dB(標準値)。スイッチング周波数は300kHz(標準値)である。集積したスイッチング素子のオン抵抗は150mΩ(標準値)。変換効率は最大で95%が得られるという。オーディオ入力は、シングルエンドのアナログ信号。起動時とシャットダウン時のポップ雑音の発生を防止する機能を搭載した。

 短絡保護機能や、サーマル・シャットダウン機能、過電圧保護機能、低電圧ロックアウト(UVLO)機能を備える。パッケージの裏面に放熱パッドを設けたため、ヒート・シンクは不要という。消費電流は、無負荷時に30mA(最大値)、ミュート時に20mA(最大値)、シャットダウン時に40μA(標準値)。動作温度範囲は-40~+85℃。価格は明らかにしていない。