PR
ゲートウエイ向け製品を展開
ゲートウエイ向け製品を展開
[画像のクリックで拡大表示]
会見の様子
会見の様子
[画像のクリックで拡大表示]
ゲートウエイ向け製品の例
ゲートウエイ向け製品の例
[画像のクリックで拡大表示]
ゲートウエイ向け製品の例
ゲートウエイ向け製品の例
[画像のクリックで拡大表示]
ゲートウエイ向け製品の例
ゲートウエイ向け製品の例
[画像のクリックで拡大表示]
ゲートウエイ向け製品の例
ゲートウエイ向け製品の例
[画像のクリックで拡大表示]
Intel社のツールを使って開発したデジタル・サイネージ
Intel社のツールを使って開発したデジタル・サイネージ
[画像のクリックで拡大表示]

 米Intel社は、同社の「IoT(Internet of Things)」事業について、2013年11月15日、報道機関向けに説明した。事業対象を機器・システムとクラウド・コンピュータとの間の「ゲートウエイ」とし、ここに向けたプロセサ、チップセット、ボード、ソフトウエアを提供する。少なくとも当面は、センサ・ノード向けの事業は実施しない。

 IoTとは、ありとあらゆるものが接続されたインターネットを指す。Intel社は、この会見で「無数のデバイスがシームレスに接続、管理され、ネットワーク上でインテリジェントかつ安全にやり取りされることでデータを取得し、人、デバイス、システムが価値あるサービスを実現するために、データをすぐに実践できる情報へと変換できる世界規模の革新」と説明した。

 小売店、家庭・スマートシティ、医療分野、交通分野、エネルギー分野、産業分野などにおいて、センサや組み込みコンピュータなどから得たデータを事業者の“行動に結び付く情報”に変える形で、顧客に価値を提供するという。その役割を担うのがゲートウエイである。

 同社のメッセージは「機器・システムとインターネットを直接に接続するのではなく、その間にインテリジェントな組み込み機器であるゲートウエイを設ければ、顧客はより高い利益や便益を得られる」というものだ。もちろん同社としては、組み込み機器という幅広い応用分野において、ゲートウエイという新規の市場を創出する狙いがある。データ解析に使うクラウド・コンピュータの需要を盛り上げる効果もある。

「セキュリティが重要」と強調

 ゲートウエイ部に求められる技術として同社が特に強調したのがセキュリティである。これは同社が、米McAfee社を子会社化しており、競合他社との違いを最も強調できる部分である。他に、新たなビジネス・モデルを可能にするデータ分析技術と、機器・システムとクラウド・コンピュータとの間の接続性とソフトウエアの拡張性が、ゲートウエイ部には必要とした。

 既に同社はIoT向け製品を市場に投入しており、会見では採用事例を紹介した。ダイキンの関連会社が、空調機器に採用したことでエネルギー消費を大幅に削減した例を挙げた。また、米Xerox Technology社が同社製品にIntel社のデバイスを導入した理由を述べたビデオ・メッセージも見せた。複合機に搭載していたASICの代わりにIntel社のプロセサを使うことで、低コスト化でき開発期間も短縮できたという。

 Intel社は、ゲートウエイ向けの製品として、「Atom」プロセサ搭載の「E3800製品ファミリー」などを紹介した。今後、一連の製品の種類を拡大していく。さらにIoT展開を加速するため他業種との協業も進めていくとした。

 会見では、同社のチップの低消費電力化を実現する電源ICをロームが開発したことも発表した(関連記事)。また、小売店がIoT関連製品を導入しやすくするために、デジタル・サイネージ広告の管理を簡素化できる開発ツールも併せて発表した。