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電源管理ICを搭載したボード
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Intel社が挙げたインターネットに接続するデバイス数の予測
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 ロームは、米Intel社の組み込み機器向け「Atom」プロセサ「E3800製品ファミリー」に、専用の電源管理ICを開発、出荷を始めた。プロセサ内の機能ブロックごとに電源供給を正確に制御して、消費電力を削減する。実装面積と部品点数も削減できるとする。

 Intel社は、ありとあらゆるものに接続したインターネット「IoT(Internet of Things)」に対応した機器向けに、同社のプロセサ製品を積極的に販売することを狙っている(関連記事)。パソコン、タブレット、スマートフォンに続いて、プロセサ市場に大きな需要をもたらすものとして、販売に力を入れている。将来的には、これらを合わせたよりも大きな需要を見込めると同社は見る。

 ロームが提供するのは、プロセサが不要と判断した機能ブロックへの電源供給をプロセサの命令に従って安全な手順で停止したり、必要になった時に供給を再開したりするSi製アナログICである。複数の電源電圧を使うプロセサの細やかな電源制御には、例えばラッチアップを起こさないようにするための管理技術が必要といい、ロームは同社の持つ管理技術をIntel社の同ファミリー向けに最適化した。

 2社購買を前提とするIntel社の同ファミリー向けには、ロームのほか、米Integrated Device Technology(IDT)社も同様の電源管理ICを供給する。ロームは、2014年3月までに量産体制を確立する。2015年ごろまでに本格的な量産が始まるものと期待している。