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最大6A×2出力の降圧型DC-DCコンバータIC
最大6A×2出力の降圧型DC-DCコンバータIC
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 米International Rectifier(IR)社は、最大6A出力の降圧型DC-DCコンバータを2チャネル集積した電源IC「IR3892」を発売した(ニュースリリース)。同社の「SupIRBuck」ファミリに含まれる製品だ。特徴は、降圧型DC-DCコンバータ回路全体の実装面積を165mm2に抑えられることだ。同社は「一般的な設計手法を採用した場合に比べると、実装面積を46%削減できる」という。通信機器やネットワーク機器、セットトップ・ボックス、ストレージ装置、組み込み機器などに搭載するPOL(point of load)コンバータに向ける。

 同期整流方式を採用する。入力電圧(PVin)範囲は+5~21V。ただし、+5Vのバイアス電源を利用すれば、入力電圧(PVin)範囲を+1~21Vに広げられる。出力電圧範囲は+0.5V~0.86×PVinで、外付け抵抗を使ってユーザーが設定できる。フィードバック電圧は+0.5V(標準値)で、その誤差は±1%(0~+85℃における最大値)。スイッチング周波数は300k~1MHzの範囲で設定可能。集積したハイサイド・スイッチのオン抵抗は36.4mΩ(最大値)、ローサイド・スイッチは24.2mΩ(最大値)。変換効率は、最大で96%程度が得られる。

 過電圧保護機能やプリバイアス付き起動機能、ヒカップ・モード付き電流制限機能、サーマル・シャットダウン機能などを搭載した。パッケージは、実装面積が5mm×6mmの31端子PQFN。動作接合部温度範囲は-40~+125℃。10万個購入時の米国での参考単価は3.56米ドルである。

 このほか、最大4A出力の降圧型DC-DCコンバータを2個搭載した電源IC「IR3891」も併せて発売した。入力電圧範囲や出力電圧範囲は、IR3892と同じである。スイッチング周波数の設定範囲は300k~1.5MHzである。パッケージは実装面積が5mm×6mmの31端子PQFN。10万個購入時の米国での参考単価は3.46米ドルである。