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日立グループがエー・アンド・デイと開発したリストバンド型ライフレコーダー。2013年10月に開催された「CEATEC JAPAN 2013」でエー・アンド・デイが展示した。
日立グループがエー・アンド・デイと開発したリストバンド型ライフレコーダー。2013年10月に開催された「CEATEC JAPAN 2013」でエー・アンド・デイが展示した。
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 日立製作所は、連結子会社である日立メディコを完全子会社にすることを目的に、同社の普通株式を公開買付けにより取得すると発表した。医療機器関連事業を手掛ける日立メディコを完全子会社にすることで、ヘルスケア事業の拡大に向けて日立グループとしてのノウハウの融合を図る考えだ。

 日立製作所は2013年10月、同社 社長を本部長とするヘルスケア事業戦略本部を新設。ヘルスケア分野を注力事業として強化する戦略を打ち出したばかり。この戦略を実行するため、日立メディコを完全子会社にすることで、より大規模な戦略投資やヘルスケア関連リソースの共有化、研究所との連携による研究開発力の強化などを実現する狙いである。

 例えば、放射線治療領域においてはこれまで、日立製作所は粒子線治療機器、日立メディコはX線治療機器をそれぞれの顧客に対して別々に提案していた。完全子会社化によって顧客対応の一元化を図れれば、日立グループとして顧客のニーズに応じた最適な治療機器を提案できるようになるとする。さらに、日立製作所のストレージ・システムやクラウド・サービスと、日立メディコの医療情報システムや画像診断機器を連携させたシステムの提供も視野に入るという。