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ABB社の急速充電器
ABB社の急速充電器
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ABB社の「CCS」対応のコネクタ
ABB社の「CCS」対応のコネクタ
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GH ELECTROTERMIA社の急速充電器
GH ELECTROTERMIA社の急速充電器
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 スペイン・バルセロナで開催されている「EVS27」(2013年11月18~20日)の展示会場には、日本が推進してきた急速充電規格「CHAdeMO」と、米独が中心となって2012年に開催された前回の「EVS26」でアピールした普通充電と急速充電のコネクタを一体化した「Combined Charging System(CCS)」の両者に対応した急速充電器を披露する企業が相次いだ。

 具体的には、ドイツABB社やスペインGH ELECTROTERMIA社、ポルトガルefacec社などが出展した。ABB社が出展した「Terra 53 CJG」は、CHAdeMoとCCSに加えて、43kWの交流(AC)での急速充電用の接続プラグを備える。

 GH ELECTROTERMIA社の「Everflash 502A」は、CHAdeMoとCCSに加えて、22kWのAC急速充電が可能である。efacec社の「QC45」は、efacec社と同様にCHAdeMoとCCS、43kWのAC急速充電に対応する。

 各社とも価格については言明しなかったが、2万~2万5000ユーロのもよう。急速充電器メーカーとしては、CHAdeMOでもCCSのどちらの直流(DC)急速充電だけでなく、AC対応もしており、どのような充電方式にでも対応できるとしている。

 自動車メーカーも最近では、急速充電規格についての覇権争いよりも、EVが普及しないことには意味がないとの立場で、各国の状況に合わせて対応していくもようだ。家庭用電源のプラグ形状が各国で異なるように、EVの充電プラグ形状も世界統一は難しいようだ。

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記事掲載当初、急速充電器の価格が間違っておりました。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。