PR

 大日本印刷と米Photronics社は、台湾における両社子会社によるフォトマスク事業を統合する(発表資料:PDF)。大日本印刷の子会社であるDNP Photomask Technology Taiwan社(以下、DPTT)を、Photronics社の子会社であるPhotronics Semiconductor Mask社(以下、PSMC)に吸収合併して、合弁会社を設立することで2013年11月20日、契約を締結した。

 DPTTは、大日本印刷の台湾におけるフォトマスク製造工場として、2010年4月に稼動を開始し、台湾や東南アジア各国の半導体メーカーに対して主にロジックIC向けのフォトマスクを供給してきた。しかし、経営環境が厳しさを増すなか、東南アジアを中心とした海外市場において、幅広い営業体制や製造環境の整備と安定的な販売ルートの確立が求められていた。

 今回、最先端フォトマスクの高度な製造技術を持つDPTTと、台湾・東南アジア市場における幅広い顧客層と製品供給力に加え、メモリ向けフォトマスク製造技術に強みを持つPSMCを統合することで、両社のフォトマスク事業の競争力強化を図る。

 合併はDPTTを消滅会社、PSMCを存続会社とする吸収合併方式で、合併後、DPTTは解散する。合併後、PSMCは「Photronics DNP Mask」に社名を変更する。株式の50.01%をPhotronics社が、49.99%を大日本印刷が保有し、Photronics社の連結子会社、大日本印刷の持分法適用会社となる。合併の効力発生日は2014年3月31日を予定している。ただし、台湾およびその他の国における独占禁止法上の手続きなどにより、同日以降となる可能性がある。