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絶縁機能を搭載した8チャネルのハイサイド・スイッチIC
絶縁機能を搭載した8チャネルのハイサイド・スイッチIC
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 伊仏合弁STMicroelectronics社は、絶縁機能を搭載した8チャネルのハイサイド・スイッチIC「ISO8200B」を発売した(ニュースリリース)。ディスクリートのハイサイド・スイッチICとフォトカプラを組み合わせて実現する場合に比べると、プリント基板上の実装面積を削減できるほか、経年劣化や、温度による特性変化を抑えられるとしている。プログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)や数値制御(NC)装置などの産業用オートメーション機器において、ロジック回路部と電力回路部を絶縁する用途に向ける。

 RF伝送方式を利用して絶縁層を作成した。最大動作絶縁電圧は60VPEAK。入出力間のテスト電圧は1644VPEAK。最大許容過電圧は3500VPEAKである。耐トラッキング性(トラッキング指数)は最大400Vを確保した。電力回路部の最大定格電圧は+45V、ロジック回路部の最大定格電圧は+6.5V。集積したハイサイド・スイッチのオン抵抗は0.12Ω(標準値)。各チャネルの出力電流は0.7Aである。負荷には、抵抗性、容量性、誘導性のいずれも接続できる。入力と出力は、+5V振幅と+3.3V振幅のTTL/CMOSロジックとの互換性を確保した。

 短絡保護機能や、チャネルごとの過熱保護機能、ケースの過熱保護機能、過電圧保護機能などを搭載した。EMCに関する「IEC61000-4-2」、「IEC61000-4-4」、「IEC61000-4-5」、「IEC61000-4-8」規格を満足する。パッケージはPowerSO-36。沿面距離と空間距離ともに2.6mmを確保した。動作接合部温度範囲は-40~+125℃。1000個購入時の米国での参考単価は3.50米ドルである。