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車載用途に向けた小型ブラシ付きDCモーター用ドライバIC
車載用途に向けた小型ブラシ付きDCモーター用ドライバIC
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 東芝は、車載用途に向けた小型ブラシ付きDC(直流)モーター用ドライバIC「TB9101FNG/TB9102FNG」を開発し、2014年2月に発売する(ニュースリリース)。特徴は、オン抵抗を削減して、低消費電力化を実現した点にある。TB9101FNGのオン抵抗は、pチャネルとnチャネルともに0.6Ω(標準値)、TB9102FNGは0.5Ω(標準値)といずれも低い。同社独自の微細BiCD(Bipolar、CMOS、DMOS)プロセスを採用することで実現したという。低消費電力化が求められるオート・エアコンの弁調整用やドア・ミラーの角度調整用などの車載向け小型モーターの駆動に使える。

 TB9101FNGは、Hブリッジ・ドライバを2チャネル集積した構成を採用しており、最大2個のブラシ付きDCモーターを駆動できる。一方、TB9102FNG は、ハーフブリッジ・ドライバを6チャネル集積した構成を採る。最大6個のブラシ付きDCモーターの駆動が可能だ。なお、6チャネルのハーフブリッジ・ドライバは、3チャネルのHブリッジ・ドライバとして使うこともできる。動作電圧範囲は+7~18V。TB9101FNGは、2つの専用端子を使って外付けマイコンと接続する。フォワード/リバース/ストップ/ブレーキなどの動作モードは、この2端子を介して直接制御する。TB9102FNGは3ラインのSPIインタフェースを介して接続する。

 過電流や過熱、過電圧、低電圧に対する異常検出機能を搭載した。このため、車載機器に求められる機能安全規格への対応が可能になるとしている。パッケージは2製品とも、実装面積が5.6mm×7.8mmと小さい24端子SSOP。同社従来品に比べると、実装面積を約1/3に削減した。価格は明らかにしていない。