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デジタル制御を採用した最大6A出力の降圧型DC-DCコンバータIC
デジタル制御を採用した最大6A出力の降圧型DC-DCコンバータIC
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 米Intersil社は、デジタル制御方式を採用した最大6A出力の降圧型DC-DCコンバータIC「ZL2102」を発売した(ニュースリリース)。同社の第3世代に当たるデジタル制御方式を採用した。設計が面倒な位相補償回路を自動的に調整する機能を備えており、電源設計に費やす時間を短縮できるという。サーバーやストレージ装置、通信インフラ機器、ネットワーク機器などに向ける。

 同期整流方式を採用する。スイッチング素子であるMOSFETは、ハイサイドとローサイドともチップに集積した。オン抵抗は、ハイサイド・スイッチが85mΩ(最大値)、ローサイド・スイッチが最大65mΩである。入力電圧範囲は+4.5~14V。出力電圧範囲は+0.54~5.5Vである。スイッチング周波数は200k~1MHzの範囲でユーザーが設定できる。変換効率は、90%を超えるという。ゲート・ドライバに電圧を供給するLDOレギュレータや、ブートストラップ・ダイオード、位相補償回路などを集積した。このため、外付け部品と、基板上の実装面積を削減できるとしている。

 出力電圧やスイッチング周波数、ソフトスタートのランプ/遅延設定、シーケシングなどは、端子の接続や外付け抵抗で設定できるほか、集積した不揮発性メモリーにパラメータを書き込むことでも設定可能だ。パラメータの設定や監視に向けてPMBusインタフェースを搭載した。70を超えるPMBus命令をサポートする。さらにパラメータ設定を支援するGUIツール「PowerNavigator」を用意した。パッケージは、実装面積が6mm×6mmの36端子QFN。動作温度範囲は-40~+85℃。1000個購入時の米国での参考単価は3.10米ドルである。デモ・ボード「ZL2102DEMO1Z」も用意している。米国での参考単価は80米ドルである。