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今回のレギュレータIC リコーのデータ。
今回のレギュレータIC リコーのデータ。
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 リコーは、全温度範囲(Ta=-40℃~125℃)で±1.0%の精度で出力電圧を保証したレギュレータIC「R1513S」シリーズを開発した(ニュース・リリース)。車載用途に向けて、2013年12月9日から販売を始める。

 CMOSプロセスで製造するボルテージ・レギュレータICで、入力の耐圧は36V(絶対定格は50V、200ms以内の尖頭電圧は60V)、出力電流は最大300mAである。温度特性の優れた基準電圧発生回路と、高精度なフィードバック抵抗を搭載することにより、高い出力電圧精度を実現したという。周辺温度が25℃の時の精度は±0.8%、動作全温度範囲(Ta=-40℃~125℃)でも±1%を保証する。-40℃~125℃の温度範囲で±1%の精度を保証した製品は、業界で初めてだという。

 車載機器の各種センサーやその信号変換などを行うA-D変換器、プロセサICへの電源供給を高精度に行えるため、従来、ボルテージ・トラッカーなど複数の部品を使用していた回路を今回の製品一つに置き換えることが可能だとする。カー・アクセサリーやコントロール・ユニットなどの最適な定電圧源として、顧客のセットの高精度化やコスト削減に貢献するという。

 動作時の消費電流は75μA(標準値)で、待機時は0.1μA(標準値)。出力電圧は1.2V/1.5V/1.8V/3.3V/3.4V/5.0V。リプル除去率は70dB(f=100Hzのときの標準値)である。短絡電流保護回路、過電流保護回路、サーマル・シャットダウン回路を備える。パッケージはHSOP-6J。車載向け半導体の品質規格である「AEC-Q100」(Garde1)に準拠する。1000個購入時のサンプル価格は200円/個(参考価格)である。量産規模は200万個/月という。