米Texas Instruments(TI)社は、スイッチング周波数を18k~250kHzの範囲で設定できる力率改善(PFC:power factor correction)制御IC「UCC28180」を発売した。昇圧型DC-DCコンバータを利用したPFC回路で、連続導通モード(CCM:continuous conduction mode)で動作する。フィードバック・ループの制御方式は平均電流モードである。スイッチング素子は集積していない。外付けで用意する必要がある。スイッチング周波数の設定範囲が広いため、IGBTやGaN(窒化ガリウム)トランジスタ、SiC(炭化シリコン)パワーMOSFET、SiパワーMOSFETなどをスイッチング素子に適用できる。産業用電子機器やサーバー用電源、エアコン、照明機器、民生用電子機器、オフィス機器などに向ける。
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