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スイッチング周波数を18k〜250kHzの範囲で設定できるPFC制御IC
スイッチング周波数を18k〜250kHzの範囲で設定できるPFC制御IC
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 米Texas Instruments(TI)社は、スイッチング周波数を18k~250kHzの範囲で設定できる力率改善(PFC:power factor correction)制御IC「UCC28180」を発売した(ニュースリリース)。昇圧型DC-DCコンバータを利用したPFC回路で、連続導通モード(CCM:continuous conduction mode)で動作する。フィードバック・ループの制御方式は平均電流モードである。スイッチング素子は集積していない。外付けで用意する必要がある。スイッチング周波数の設定範囲が広いため、IGBTやGaN(窒化ガリウム)トランジスタ、SiC(炭化シリコン)パワーMOSFET、SiパワーMOSFETなどをスイッチング素子に適用できる。産業用電子機器やサーバー用電源、エアコン、照明機器、民生用電子機器、オフィス機器などに向ける。

 同社従来品に比べて、電流検出のしきい値を低く設定することで、シャント抵抗に小型品を使えるようにした。その結果、全高調波歪みを低く抑えながら、消費電力を削減することが可能になったという。全高調波歪みは5%。消費電力については、同社従来品の約半分に低減できる。力率は0.95を超える値が得られるという。集積した基準電圧源の誤差は2%、最大デューティ比は96%(標準値)である。

 ソフト過電流保護機能、サイクルごとのピーク電流保護機能、出力のオープン・ループ保護機能、過電圧保護機能、端子開放検出機能などを備える。消費電流は7mA。パッケージは8端子SOP。動作温度範囲は-40~+125℃。1000個購入時の米国での参考単価は0.85米ドルである。360W出力の評価モジュール「UCC28180EVM-573」も用意した。米国での参考単価は99米ドルである。