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発熱量を30%削減したQi規格準拠の無線給電レシーバIC
発熱量を30%削減したQi規格準拠の無線給電レシーバIC
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 東芝は、同社従来品に比べて発熱量を30%削減したQi規格準拠の無線給電レシーバIC「TC7761WBG」を発売した(ニュースリリース)。製造技術に、CMOS/DMOS混載プロセスを採用することで給電時の発熱量を削減した。電力の変換効率は最大95%に達するという。WPC(Wireless Power Consortium)が定めるQi規格の「Low Power version1.1」に対応する。スマートフォンなどの携帯型電子機器や、そのアクセサリ機器に向ける。

 整流回路やデジタル制御回路、変調回路、LDOレギュレータ、外部負荷スイッチ制御回路などを集積した。最大出力電力は5W。Qi規格の認定は3.5W出力で取得している。整流回路を構成するハイサイド・スイッチのオン抵抗は45mΩ(標準値)、ローサイド・スイッチは30mΩ(標準値)。LDOレギュレータの出力電圧は+5Vで、最大出力電流は1.0Aである。

 Qi規格で定められている給電時のプロトコル認証処理をロジック化した回路を内蔵した。このため外付けマイコンは不要である。異物検出(FOD:foreign object detection)機能を備える。低電圧ロックアウト(UVLO)機能や過電圧ロックアウト(OVLO)機能、過温度保護機能などを搭載した。電源電圧は+3.7~15V。パッケージは、外形寸法が2.40mm×3.67mm×0.5mmの28端子WCSP。動作温度範囲は-40~+85℃。サンプル価格は300円(税込み)。すでに量産を始めている。