村山市楯岡地内(元園芸試験場村山ほ場跡地)に稼働した「県営太陽光発電所」(出所:山形県)
村山市楯岡地内(元園芸試験場村山ほ場跡地)に稼働した「県営太陽光発電所」(出所:山形県)
[画像のクリックで拡大表示]

 山形県企業局は、村山市楯岡地内(元園芸試験場村山ほ場跡地)に出力1MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「県営太陽光発電所」を2013年12月25日に稼働させた。県では、2011年12月から村山広域水道西川浄水場に試験用の太陽光パネルを4種類の高さ・角度で設置し、実証実験を行ってきた。この実験を踏まえ、比較的積雪が多く日照時間の少ない地域での実証的な取り組みとして、企業局として初めてとなるメガソーラーを建設した。

 「県営太陽光発電所」では、用地を複数のエリアにわけ、県産、国産、外国製の3種類のパネルを、設置角30度を基本に、一部を40度とし、パネルの地上高は積雪を考慮して1.8mにした。また、基礎には鋼材とコンクリート製の4種類を設置した。得られた知見やデータを公表していく予定だ。事業費は約5億円。年間発電電力量は、1,050MWh(一般家庭約310戸分の年間消費電力量)を見込んでいる。

 山形県ではこのほか、企業局が運営する浄水場での経費節減や停電時の電源確保を目的として、2012年度に「酒田工業用水道遊摺部浄水場」の管理棟屋根に太陽光発電設備を設置したほか、他の浄水場への太陽光発電設備の設置に向けて、検討を進めている。