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 伊仏合弁STMicroelectronics社は、デジタル・ホーム向けSoCの新アーキテクチャ「STi8K」を2014年1月6日(現地時間)に発表した(ニュース・リリース)。ARM-v8Aベースのプロセサ・コアを搭載した64ビットのSoCアーキテチャである。

 同社は、STi8KアーキテクチャSoCの前身と言える製品を市場投入している。いずれの製品も、32ビットのARMコアである「Cortex-A9」を搭載する。すなわち、フルHD/UHD、HEVC対応のクライアント向けメディア処理SoC「Cannes/STiH3ファミリ」、フルHD/UHD、HEVC対応のサーバ/ゲートウエイ向けメディア処理SoC「Monaco/STiH4ファミリ」(Tech-On!関連記事1)、DOCSIS(Data Over Cable Service Interface Specifications) 3.0対応のケーブル・モデムIC「Alicante/STiD12ファミリ」(同2)である。

 STi8Kアーキテクチャは、これらのSoCなどを64ビットにアップグレードする。具体的には、ARM-v8Aベースで64ビット・モードを備えた「Cortex-A57」と「Cortex-A53」を集積する。同社の28nm以降のFD-SOIプロセスに最適化されたアーキテクチャだという。

 また、STi8Kアーキテクチャには、STMicro独自のトランスコーディング技術「Faroudja」が含まれていて、同時に8本のHDストリームを扱うことが可能だとされる。さらに、STi8Kアーキテクチャは、IRU-R勧告BT.2020や、HDMI 2.0、HDCP 2.2、DisplayPort v1.2、OpenGL ES 2.0/3.0、DOCSIS 3.1といったUHD映像処理に向けた各種規格に対応するという。