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「SAM G53シリーズ」の機能ブロック図 Atmelのデータ。
「SAM G53シリーズ」の機能ブロック図 Atmelのデータ。
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 米Atmel社は、Cortex-M4Fコアをベースにした新たなMCUとして「Atmel SAM Gファミリー」を発表した(ニュース・リリース)。スマートフォンやタブレット端末向けのセンサーハブ、およびウエアラブル機器などの電池動作の民生機器を狙った製品である。

 今回発表されたのは、「SAM G51シリーズ」と「SAM G53シリーズ」。いずれもFPUを備えた48MHz動作のプロセサ・コア「Cortex-M4F」をベースにする。消費電流は動作時で100μA/MHz、スリープモード時はSRAMリテンション込みで7μAと小さい。同スリープモードからのウエイクアップ時間は3μsと短い。最大8チャネル入力の12ビットA-D変換器や16ビット・タイマー(最大6個)などを集積する。

 SAM G51とSAM G53の違いはメモリ容量や対応するインタフェースにある。例えば、SAM G53のフラッシュ・メモリ容量は最大512Kバイト、SRAM容量は最大96Kバイト。一方、SAM G51はフラッシュ・メモリ容量は最大256Kバイト、SRAM容量は最大64Kバイトである。また、SAM G53は、I2SやPDM、UART、SPIといった通信インタフェースを搭載し、SAM G51はUARTやSPIを載せる。

 SAM G53のアプリケーション開発環境として、「SAM G53 Xplained Pro評価キット」がすでに販売中である。このキットには、デバガを搭載した評価ボード「ATSAMG53-XPRO」、およびIDEの「Atmel Studio 6」、ソフトウエア・フレームワークが含まれる。またスウェーデンIAR Systems社や/英ARM社のKeil部門が提供する開発ツールも利用できるという。

 SAM Gシリーズはパッケージは3mm×3mmで49ボールのWLCSP(ボールピッチ0.4mm)、もしくは100ピンのLQFPである。すでにサンプル及び量産出荷を開始している。