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今回の製品の1つ「STM32F072C8」の機能ブロック図 STMicroelectronicsのデータ。
今回の製品の1つ「STM32F072C8」の機能ブロック図 STMicroelectronicsのデータ。
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開発キットの「STM32F072B-DISCO」 STMicroelectronicsのデータ。
開発キットの「STM32F072B-DISCO」 STMicroelectronicsのデータ。
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評価ボードの「STM32072B-EVAL」 STMicroelectronicsのデータ。
評価ボードの「STM32072B-EVAL」 STMicroelectronicsのデータ。
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 伊仏合弁STMicroelectronics社は、Cortex-M0ベースのMCU「STM32 F0」の製品系列を広げたと2014年1月16日(現地時間)に発表した(ニュース・リリース)。具体的には、「STM32F0x2ライン」と呼ぶ廉価製品群を加えた。

 STM32F0x2ラインはUSB -USARTブリッジ、USB-ISO 7616スマートカード・リーダ、マウス内部のUSB-I2Cブリッジ、産業機器のUSB-CANブリッジ、スマートフォンのアクセサリのUSB-I2Sブリッジなどの用途を狙う。48MHzの発振器を内蔵しているため、水晶発振器を外付けで用意する必要がなく、回路の簡素化が図れるとする。

 外部インタフェースは、CAN、フルスピードのUSB 2.0、USART、I2C、SPI(I2S)、HDMI、CEC、ISO 7816に対応している。USBは、BCD(battery charger detection)specification 1.2準拠の充電器検出にも対応する。プロセサ・コアの動作周波数は48MHz。16K~128Kバイトのフラッシュ・メモリ、6K~16KバイトのSRAMを集積する。

 動作電圧は2.0V~3.6Vだが、I/O回路の一部の電圧は独立に供給可能で、この場合は1.65Vまで下げることが可能である。STOPモード時の消費電流は5μAで、ウエイクアップ時間は4.2μs。スタンバイモードでは消費電流を2.5μAまで削減できる。

 アプリケーションの開発向けに、開発キット「STM32F072B-DISCO」を10.40米ドルで、評価ボード「STM32072B-EVAL」は199米ドルを用意している。

 今回のMCUのパッケージは20~100ピンのTSSOP、LQFP、UFQFPN、UFBGA、WLCSP、さらにダイでの供給が選べる。すでにサンプル出荷および量産を開始しており、チップ単価はSTM32F072C8U6(64Kバイトのフラッシュ・メモリ、48ピンUFQFPNパッケージ)の場合、1万個発注時に1.32米ドルからである。