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決算の概要 TIのデータ。
決算の概要 TIのデータ。
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 米Texas Instruments社は、2013年第4四半期と2013年通年の決算を発表した(日本語ニュース・リリース)。同時に、これまでの業績ガイダンスにないリストラの実施についても明らかにした。

 2013年第4四半期の売上高は30億2800万米ドルで、前年同期比で2%増えた。営業利益は6億8700万米ドルで同394%増、税引き後純利益は5億1100万米ドルで同94%増と好調だった。部門別の売上高は、アナログ部門が18億6900万米ドル(全体の62%)で、同12%増。組み込みプロセッシング部門(マイコンなど)は6億400万米ドル(全体の20%)で、同11%増だった。中でも電源ICが大きく伸びた。なお、これら2部門以外の売上の合計は511億米ドルであり、同27%減である。減少は、主に無線通信製品によるという。

 一方、2013年通年の売上高は122億500万米ドルで前年比5%の減少だが、営業利益は同44%増の28億3200万米ドル、税引き後純利益は同23%増の21億6200万米ドルである。部門別ではアナログ部門の売上高は対前年比3%増、組み込みプロセッシング部門は同9%増、これら2部門以外は28%減だった。

 このように、2013年通年の売上高は若干の減少をみたものの、アナログと組み込みプロセッシングに注力するという同社の戦略に沿った良好な結果となった。それでもTIは今回、継続的な成長が見込めない市場への投資を縮小していくという方針の下で、新たにリストラを行うことを発表した。その一環で、全世界で1100人を削減する。詳細は発表されていないが、日本と組み込みプロセッシング部門の名前が挙がっている。