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最大35A出力が可能な降圧型DC-DCコンバータ制御IC
最大35A出力が可能な降圧型DC-DCコンバータ制御IC
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 米Exar社は、最大35A出力が可能な降圧型DC-DCコンバータ制御IC「XRP6141」を発売した(ニュースリリース)。特徴は、フィードバック・ループの制御に同社独自の「エミュレーテッド電流モード・コンスタント・オン・タイム(COT)」方式を採用した点にある。同社は「この方式を採用することで、負荷過渡応答特性を高めると同時に、出力電圧の誤差を抑えられる」という。FPGAやASIC、DSP、ネットワーク・プロセサなどに電力を供給するPOL(point of load)コンバータに向ける。具体的な用途としては、通信機器、ネットワーク機器、産業機器などを挙げている。

 同期整流方式に対応する。入力電圧範囲は+4.5~22Vである。従って、+5Vや+12V、+19.6Vといった中間バス電圧に対応できる。出力電圧範囲は+0.6~18V。出力電圧の誤差は、全動作温度範囲にわたって1%。ライン・レギュレーション(入力電圧変動)特性は、全入力電圧範囲にわたって0.1%である。外付けパワーMOSFETの駆動に向けたゲート・ドライバを集積した。ハイサイド・スイッチ向けは最大2A出力、ローサイド・スイッチ向けは最大3A出力である。スイッチング周波数は200k~800kHz。オン・タイムの設定範囲は200n~2μsである。位相補償回路は不要である。

 過電流保護機能、過熱保護機能、短絡保護機能、低電圧ロックアウト(UVLO)機能、プログラマブルなヒカップ・モード付き電流制限機能、プログラマブルなソフトスタート機能などを備える。出力コンデンサには、積層セラミック・コンデンサが使える。パッケージは、実装面積が3mm×3mmの16端子QFN。動作接合部温度範囲は-40~+125℃。1000個購入時の米国での参考単価は1.29米ドルである。すでに量産を始めている。