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効率が最大95%と高い1.5A出力の昇降圧型DC-DCコンバータIC
効率が最大95%と高い1.5A出力の昇降圧型DC-DCコンバータIC
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 米Linear Technology社は、変換効率が最大95%と高い1.5A出力の昇降圧型DC-DCコンバータIC「LTC3111」を発売した(ニュースリリース)。入力電圧範囲と出力電圧範囲はともに+2.5~15Vである。単セル、もしくは複数セルのLiイオン2次電池、複数セルのアルカリ乾電池/Ni水素2次電池、ACアダプタなどを入力源として利用できる。

 4個のnチャネルMOSFETを使って構成した昇降圧型DC-DCコンバータである。オン抵抗は、1個のMOSFETが90mΩ(標準値)。残る3個が105mΩ(標準値)である。同期整流方式に対応する。外付けのインダクタは1個のみ。スイッチング周波数は800kHz。なお、外部のクロック源に同期させて駆動することもできる。その際の周波数範囲は600k~1.5MHzである。降圧モードと昇圧モードの間は連続的に移行し、ジッタは発生しないという。このため、無線通信機器や産業機器など、雑音に敏感な用途に向く。

 軽負荷時は、通常のPWM動作モード、もしくは変換効率の低下を抑える同社独自の「Burst Mode」のいずれかを選択できる。Burst Modeにおける待機時消費電流は49μA(無負荷時)。シャットダウン時の消費電流は1μA(最大値)である。シャットダウン時には出力を切り離す機能や、短絡保護機能、ソフトスタート機能、サーマル・シャットダウン機能などを備える。パッケージは、外形寸法が3mm×4mm×0.75mmの14端子DFNのほか、16端子MSOPも用意した。動作温度範囲が-40~+125℃のインダストリアル・グレード品、-40~+150℃の高温グレード品、-55~+150℃の高信頼性グレード品を用意した。1000購入時の米国での参考単価は、インダストリアル・グレードのDFN封止品が3.50米ドル、MSOP封止品が3.60米ドルである。