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消費電力を最大60%削減できるLVDS出力のクロック・バッファIC
消費電力を最大60%削減できるLVDS出力のクロック・バッファIC
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 米Integrated Device Technology(IDT)社は、消費電力を最大60%削減できるLVDS出力のクロック・バッファIC「8P34Sファミリ」を発売した(ニュースリリース)。電源電圧は+1.8Vと低いながらも、+3.3V動作品とほぼ同等の交流(AC)特性を実現できるという。このため、精度やビット誤り率といった性能を犠牲にすることなく、消費電力を最大で60%削減できるわけだ。無線通信機器や有線通信機器、コンピュータ機器、ネットワーク機器などに向ける。

 クロック・バッファICは、入力された1つのクロック信号を複製し、複数個のクロック信号を出力するものだ。クロック・ファンアウト・バッファICとも呼ぶ。今回は、ファンアウト出力数の違いで5製品を用意した。2出力の「8P34S1102i」と、4出力の「8P34S1204i」、6出力の「8P34S1106i」、8出力の「8P34S1208i」、12出力の「8P34S1212i」である。

 例えば、12出力品である8P34S1212iの特性は以下の通りだ。入出力クロック信号の周波数範囲は0~1200MHz。入力クロック信号端子は2つ用意しており、どちらか一方を入力として選択できる。入力クロック信号の形式はLVDSとLVPECL、CMLである。出力クロック信号のスキューは12ps(標準値)。伝搬遅延時間は365ps(標準値)。付加位相ジッター(RMS値)は73.11fs(標準値)である。消費電流は227mA(最大値)。パッケージは、40端子VFQFN。動作温度範囲は-40~+85℃である。価格は明らかにしていない。

 8出力品である8P34S1208iのパッケージは28端子VFQFN、6出力品である8P34S1106iは20端子VFQFN、4出力品である8P34S1204iは16端子VFQFN、2出力品である8P34S1102iは16端子VFQFNである。価格はいずれも明らかにしていない。