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図1 転舵用モーターの外観
図1 転舵用モーターの外観
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図2 ECUの外観
図2 ECUの外観
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 KYBは、日産自動車が「スカイライン(米国名:Infiniti Q50)」に採用したステア・バイ・ワイヤーのDCブラシレスモーターと電子制御ユニット(ECU)を自ら設計したことを明らかにした。KYBが、自動車向けに量産する同モーターとECUを自ら設計したのは初めて。自動車の電子化が進むのに合わせ、これまで注力していた油圧系部品から電子系部品に力を入れる事業構造への転換を図る。

 日産のステア・バイ・ワイヤーを構成する部品のうち、KYBは転舵用モーター2個と反力モーター、各モーターを制御する3個のECU、ピニオンギア、ラック軸を手掛ける。転舵用モーターと反力モーターの基本構造を同じにすることで同じラインで生産できるようにした(図2)。なお同モーターの生産は福井県にあるモーターメーカーであるTOPに委託する。

 ECUについては、設計から生産までKYBグループで手掛けた(図2)。KYB本体で設計し、子会社のKYBトロンデュールの新潟県にある工場で生産する。ECU生産のため、24億円を投資して新しく工場を建設した。

 なお、これら技術の詳細を日経Automotive Technology3月号の解説「ステア・バイ・ワイヤの全貌」に掲載する。