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1.6mm×1.6mm×0.5mmと小さい750mA出力の降圧型DC-DCコンバーターIC
1.6mm×1.6mm×0.5mmと小さい750mA出力の降圧型DC-DCコンバーターIC
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 米Texas Instruments(TI)社は、外形寸法が1.6mm×1.6mm×0.5mmと小さい9端子WCSPに封止した降圧型DC-DCコンバーターIC「LMR22007」を発売した(ニュースリリース)。同社のDC-DCコンバーターICファミリ「SIMPLE SWITCHER」に含まれる製品である。同社によると、「業界最小」という。入力電圧範囲+2.7~20V。出力電圧は+0.9~5.5Vの範囲でユーザーが設定できる。最大出力電流は750mAである。+5VのUSBや+12VのACアダプター、Liイオン2次電池を入力電源とするPOL(point of load)コンバーターや、LDOレギュレータの置き換えなどに向ける。具体的な用途としては、ノートパソコンや、タブレット端末、デジタル・スチル・カメラ、SSD(solid state disk drive)などを挙げている。

 同期整流方式に対応する。ハイサイドスイッチとローサイドスイッチとも集積した。ハイサイドスイッチ(nチャネルMOSFET)のオン抵抗は141mΩ(標準値)、ローサイドスイッチ(nチャネルMOSFET)は100mΩ(標準値)。スイッチング周波数は2.1MHz。変換効率はピーク値で94.6%が得られるとする。無負荷時の出力電圧リップルは±2%(最大値)、フル負荷時は±1%(最大値)。軽負荷時は、パワー・セーブ・モードに移行する。位相補償回路はIC内部に搭載した。このほかソフトスタート機能やサーマルシャットダウン機能、低電圧入力保護機能などを備える。

 外付け部品としては、インダクターや出力電圧設定用抵抗、入出力コンデンサーなどが必要になる。それらの外付け抵抗も含めた電源回路全体の実装面積は30mm2以内で済むという。待機時の消費電流は18μA(標準値)、シャットダウン時は300nA(標準値)。動作接合部温度範囲は-40~+125℃。1000個購入時の米国での参考単価は0.89米ドルである。すでに量産を開始している。