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140V入力が可能な250mA出力の降圧型DC-DCコンバーターIC
140V入力が可能な250mA出力の降圧型DC-DCコンバーターIC
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 米Linear Technology社は、+140V入力が可能な最大250mA出力の降圧型DC-DCコンバーターIC「LTC3638」を発売した(ニュースリリース)。入力電圧(VIN)範囲は+4~140Vと広い。同期整流方式を採用しており、ハイサイドスイッチとローサイドスイッチを集積した。通信機器や産業用電子機器、医療用電子機器、携帯型計測器、航空宇宙用電子機器、車載用電子機器などに向ける。

 フィードバックループの制御にヒステリシス方式を採用した。出力電圧についてはプログラムモードとアジャスタブルモードを備えている。プログラムモードでは、端子設定で+1.8Vと+3.3V、+5Vのいずれかを選択できる。アジャスタブルモードでは、+0.8V~VINの範囲で外付け抵抗を使って設定できる。最大のデューティー比は100%である。フィードバックループで使用する基準電圧源の出力電圧は+0.8Vで、その誤差は±1%。最大出力電流は20m~250mAの範囲で設定できる。変換効率は最大で88%が得られるという。

 位相補償回路は不要である。ソフトスタート機能を内蔵したほか、外部のソフトスタート機能も利用できる。プログラム可能な入力の過電圧ロックアウト機能を備える。待機時の暗電流は12μAと低い。パッケージは、放熱特性を改善した16端子MSOP。通常バージョンとインダストリアル温度バージョンの動作温度範囲は-40~+125℃。1000個購入時の米国での参考単価は通常バージョンが3.65米ドルから、インダストリアル温度バージョンが4.02米ドルから。車載温度バージョンの動作温度範囲は-40~+150℃。1000個購入時の米国での参考単価は4.27米ドル。高信頼性ミリタリー・プラスチック(MP)・バージョンの温度範囲は-55~+150℃。1000個購入時の米国での参考単価は10.84米ドルである。