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94%の効率が得られる同期整流採用の昇圧型DC-DCコンバーターIC
94%の効率が得られる同期整流採用の昇圧型DC-DCコンバーターIC
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 リコーは、同期整流方式を採用した昇圧型DC-DCコンバーターIC「RP402xシリーズ」を発売した(ニュースリリース)。特徴は変換効率が高いこと。入力が+3.6Vで、出力が+5.0V/100mAのときに94%が得られる。入出力電圧は同じで、出力電流が1mAに減っても、効率は90%を維持できる。1~2セルのアルカリ乾電池やNi水素2次電池、1セルのLiイオン2次電池で駆動する電子機器に向ける。具体的には、携帯型メディアプレーヤーやデジタル・スチル・カメラ、携帯型GPS端末、小型血圧計などを挙げている。

 PWM/VFM制御回路や発振回路、基準電圧源、誤差増幅器、位相補償回路、スイッチング素子などを1チップに集積した。このICにインダクターとコンデンサーを外付けすれば、昇圧型DC-DCコンバーターを実現できる。入力電圧範囲は、内部固定タイプが+0.6~4.8V、外部設定タイプが+0.6~4.6V。起動可能な電圧は+0.7V(標準値)。出力電圧範囲は、内部固定タイプと外部設定タイプとも+1.8~5.5V。最大出力電流は800mA。集積したスイッチング素子のオン抵抗は、ハイサイドとローサイドとも200mΩ。スイッチング周波数は1.2MHz。通常時はPWMモードで動作する。軽負荷時はVFMモードに自動的に切り替わるPWM/VFMモードと、雑音低減のため固定周波数でスイッチングする通常のPWMモードのいずれかを選択できる。

 過電圧ロックアウト機能や過電圧保護機能、短絡保護機能、アンチリンギングスイッチ機能、電流制限機能、ソフトスタート機能などを備える。シャットダウン時の出力動作として、入力と出力を切断する出力切断タイプと、入力と出力を導通させる出力バイパスタイプを用意した。パッケージは、8端子DFN2020-8とSOT23-5(開発中)。動作温度範囲は-40~+85℃。価格は明らかにしていない。