PR
2mm角パッケージに封止した高精度な16ビットD-A変換器IC
2mm角パッケージに封止した高精度な16ビットD-A変換器IC
[画像のクリックで拡大表示]

 米Analog Devices社は、実装面積が2mm×2mmと小さい8端子LFCSPに封止した16ビットD-A変換器IC「AD5683R」を発売した(ニュースリリース)。特徴は、「小型ながらも、性能が高い点にある」(同社)という。具体的には、積分非直線性誤差(INL)は±2LSB(最大値)と低く、集積した基準電圧源(+2.5V出力)の温度ドリフトは2ppm/℃(標準値)と小さい。同社のD-A変換器ICファミリ「nanoDAC+」に含まれる製品である。通信インフラ装置や工業用プロセス制御機器、ヘルスケア機器、計測器などに向ける。

 微分非直線性誤差(DNL)は±1LSB(最大値)。オフセット誤差は±1.5mV(最大値)。利得誤差は±0.05%(フルスケールに対する最大値)である。出力のセトリング時間は5μs(標準値)。スルーレートは0.7V/μs(標準値)。全高調波歪み(THD)は-83dB(標準値)。出力雑音スペクトラム密度は200nV/√Hz(標準値)。SN比は90dB(標準値)。スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ(SFDR)は88dB(標準値)。SINADは82dB(標準値)である。アナログ出力の駆動能力は20mA。外部インターフェースとしてSPIを搭載した。

 電源電圧範囲は、コア部が+2.7~5.5V、ロジック部が+1.8~5.5V。+3.3V単一駆動時の消費電力は1.2mWと低い。パッケージは8端子LFCSPのほか、10端子MSOPも用意した。動作温度範囲は-40~+105℃。1000個購入時の米国での参考単価は3.15米ドルである。

 このほか、16ビット分解能で基準電圧源を集積しない「AD5683」や、14ビット分解能の「AD5682R」、12ビット分解能の「AD5681R」、10ビット分解能のAD5310R」も用意した。1000個購入時の米国での参考単価は、AD5683が2.50米ドル、AD5682Rが2.30米ドル、AD5681Rが1.90米ドル、AD5310Rが1.29米ドルである。