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介護ロボット技術のイメージ図
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共同研究のロードマップ
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 積水ハウスは、ロボットや医療機器を手掛けるマッスルと共同で、住宅内におけるロボット技術の応用に関する研究・開発を開始する(リリース)。ロボットによる高齢者在宅介護の支援や、人とロボットの得意分野を生かせる住空間、人と自然に共存できるロボットの在り方などを追求するという。

 今回の共同研究では、介護者の手のように扱うことができ、要介護者の負担を軽減する移動介護ロボット技術を活用する。これを通じ、要介護者が風呂や戸外へスムーズに移動できるような空間設計を検証するという。さらに、マッスルが保有するモーションコントロール技術を生かし、HEMSによる温熱環境制御に合わせた開口部の開閉自動制御や、設備機器類の高さ制御、玄関の段差の解消など、住宅の可変性の向上についても研究する。

 まずは、積水ハウス総合住宅研究所「納得工房」を舞台に共同研究・検証を開始し、2014年内に実際の居住空間で検証を行う。その後、積水ハウスの顧客によるモニター実証実験などを実施し、2015年末をめどに技術実証やビジネスモデルの確立を目指す。マッスルの移乗システムを、積水ハウスの顧客の住宅や介護施設へ販売することに関する業務提携も視野に入れるとしている。

 内閣府の「高齢社会白書H25年度版」によれば、65歳以上の要介護者等認定者数は、2010年度末で490万人。これは2001年度末に比べて203万人増で、男性の42%、女性の30%が「自宅での介護」を希望しているという。